令和6年年頭挨拶 23−24会長 廣野 道彰

新年あけましておめでとうございます。

2024年は年初から能登地震があり、更に羽田空港の事件と大変な幕開けになりました。

日本国は増税のオンパレード、国民の所得の中央値は過去のピーク時よりも100万円以上も下がってしまっているのにも関わらず、社会保険料負担は増え続け、物価が上がる中、消費税の減税は検討すらしない与党。

また、政治と金の問題が存在しない党などないのに、一部だけを吊し上げたり、感染症についても分かってきた新事実を一切報道しないマスメディア。

そんな政治や社会に失望し、こんな状況でも選挙に行かない大多数。

戦後の平和な日本しか知らない多くの国民は何も行動を起こさなくてもどうにかなると思っています。

そして考えることを諦めて流されて生きる人と、何かがおかしいと気づき情報を集め自分の頭で考え意見を持つ人が対立してしまう社会。

一体日本はどうなってしまうのか。

ロータリークラブには一体何ができるのか、それとも何もできないのか、何もしないのか。それとも壊す方に加担するのか・・・

政治的な話は持ち込んではいけないという雰囲気がありながら、根本を解決するには政治の力も必要不可欠であるという矛盾とどう向き合うのか。

ロータリークラブは”大人”の集団だけあって空気感や雰囲気を読んで日々活動をしていますが、ぼんやりとし過ぎていて言葉や文章で示すことができません。

ロータリークラブで集う時間ですが、会員各自の大切な人生の命の時間の優先順位を各自が選択して割り振って集まっています。

そんな大切な時間の結晶は常に磨きをかけ、回を追うごとに研ぎ澄まされていかなければいけないと思います。

会員増強をするにしても、“仕事に遊びに忙しい経営者”に東京京浜ロータリークラブに価値と魅力を感じてもらい、選んでいただかなくてはなりません。

任期も折り返しを迎えたので、振り返りと再確認ですが、

会長方針は「東京京浜ロータリークラブをブランディングしよう!」です。

「未来は言葉で作られて、言葉で歴史が残る」

全員で共有する言葉を作っていくために、クラブ協議会や夏の陣、増強親睦会などで会員の皆さんの意見を度々集約した結果、

我々は「人生が充実する楽しくて居心地の良いクラブ」を求めています。

そして、「会を維持するために必要な会員数を維持するため」に会員増強をしようとしています。

目指すべきところは「入会したくてもなかなか入会できない東京京浜ロータリークラブ」という”ブランド”ですが、

「魅力が溢れ仲間になりたいと思って貰える東京京浜ロータリークラブ」

を知って貰うためにも、友人や取引先などの知人をロータリークラブに参加していただき感想やご意見をいただきブラッシュアップできたら前に進むかな。と考えております。

当クラブは所属会員の年齢層が幅広いことから、老練な知恵も斬新な知恵も出し合うことができます。

ぜひ、親睦会にも積極的にご参加いただき、クラブの未来について熱く語り合いましょう。更に充実したロータリーライフがその先で待っていると思います。