令和7年 年頭挨拶 24-25 会長 足立 利男

謹賀新年

お健やかに今和7年の新春をお迎えになられたことと、心よりお慶び申し上げます。

昨年は多くの災害に見舞われた年でした。元旦から能登半島を震源とする地震が発生し、その後も各地で台風や記録的豪雨が多くの被害をもたらしました。天候不順の猛暑により野菜類、穀類、果物、他日常生活食料品等の価格が高騰しました。又、為替の円安が市民生活に大きな食担となっています。日本政府指導によりゼロ全利政策の解除、賃上げ等、個人所得の増加への対策を打ち出していますが、即効性のある内容になっていないのが現状のようです。

国際的に主要国並びに中東諸国の内乱、改権混乱による政権交代があり世界の政治情勢が大きく変貌し始めた年でありました。東アジアで大きな地政学的リスクを抱える日本も今後更に防衛費負担の増加を強いられることが危惧されます。ウクライナ情勢やイスラエル紛争などを背景に、エネルギー、様々な資源の価格が高騰しました。資源の大半を輸入に依存する日本では、輸入品価格の騰勢がやみません。額の貿易赤字による国力の衰退も円安の要因となっています。世界的に政活は混迷を深めています。

特に、我が国には課題が山積されており、だれが政権を担当しても同じという、諦めムードが漂っているような気もします。日本政府も少数与党となった自民党の政治姿勢も大きく表化していくものと思われます。

昨年はスポーツ界では2024パリオリンピック開催年でありヨーロッパでは大いに賑わったようです。アメリカを中心に日本も同様に大谷野球の話題で大いに盛り上がり、今まで以上の興行収入がスポーツ界に多大な恩恵をもたらしました。

2025年は大阪、関西万博が開催されますが今一つの盛り上がりに欠けているようです。

秋には東京デフリンピックが開催されます。当東京京係ロータリークラブとして支援奉仕活動を品川区等と相談、協力しながら実りある活動を追めていきたいと思います。

2025年10月に京浜グループゴルフ予選会の開催担当となっています。これらは次年度会長、幹事、実行委員長を中心に全員で運営を行うことになりますが、皆様のご協力をお願いいたします。

2750地区がコロナウイルス蔓延による会員減少、活動の表退をコロナ解除により事業行事活動を回復させるため積極的に推進し始めたようです。当クラブが継続的に行っている龍馬まつり、子ども食堂、城南島ビーチクリーンアップ、サインフットボールしながわ等のの奉仕活動事業をしっかりと行いたいと思います。

会員の皆様がロータリーに参加されることにより、心豊かになる楽しいロータリー活動にしたいと存じます。